ボクサーは何故走るのか?
ボクサーは何故走るのか
ボクサーの皆さん!ちゃんと走ってますか?

ボクサーと言えばロードワークは必須項目!

 

でも何で走っているんだろう?

今日はそういう素朴な疑問にお答えしていきます。

 

いごっそう612
どうも、いごっそう612です!本日はボクサーは何故走るのか?を題材に語っていこうと思います。

何故走る?それは・・スタミナをつける為?

ボクシングやってるやつが何で走っているのかって?

( ゚Д゚) そんなんスタミナつける為じゃねーか!?

 

こう思っている人はめっちゃ多いと思う・・・

実際プロのボクサー達もそう思ってる人は多数だと思う

 

走る=スタミナは間違い

ボクシング 走る

走っただけでボクシングのスタミナが付くのか?

それは間違いです!

走ってボクシングのスタミナが付くなら、技術があればマラソンランナーは12R戦えるという事になります。

走ることによって付くスタミナはボクシングのそれとは別物なのです。

 

ボクシングのスタミナとは?

ボクシング

ボクシングのスタミナとは、走って、飛んで、殴って、避けて、全身をひねる、そして殴られるという総合的な全身を使うスタミナが必要となります。

しかも、短距離ダッシュの様な連打や、長距離走ジョグの様なゆっくりした動きなど、混合されます。

相手が何を考えてるか?など駆け引きの為に脳も使わなくてはなりません・・

走るだけでは、この様なスタミナは絶対に付きません。

ボクシングのスタミナを単純につけるだけなら、スパーリングをガンガンしたほうが良いです。

ちなみに、私は日本ランカーになるまでロードワークはしていませんでした。
上記の様な考えがあるためです。

しかし、いつも後半の失速があり、そして新人王を獲ったスタミナモンスターみたいなやつとの対戦が決まった時から走り始めました。

そして、走ることによって色々気がつかされる事があったのです。

 

走ることによって得るもの

殴る

走ることによって色々と得るものがあります。一番は・・

ぶっちゃけて言いましょう・・

それは足の筋力のパワーアップです!

パンチを撃つということは、腕力だけで撃てるものではありません!

パンチを撃つときに大事にしなければいけないのは、蹴り足です!
地面をけり、腰を回転さし、拳を突き出しあたる瞬間にぎゅっと握りしめる!

バキ ボクシング 蹴り技

そして避けるときは、前の足で蹴ってバックステップ!

相手のパンチをブロックする、腕に力を入れ重心を落とし踏ん張る!

身体の押し合いも足の力が弱ければすぐ押し負けます。

サイドステップ、ダッキング、ウィービング、殴る以外の技も足の力が必ずいります。

ボクシングは上半身より下半身の筋力の方が重要とも言えると思います。

足の筋力が疲れてしまう・・自分は足のスタミナと呼びますが、これが無いと・・パンチに力が入りません、バランズも崩しやすくなります。

そして、リングを自由に動き回ることができなくなります。
足を止め、接近戦で上半身に頼った効かないパンチしか打てなくなります。

下肢の筋力はボクサーにとって命です。

そして、もう一つは走ることによって得る精神力アップです!

減量時真夏の炎天下でサウナスーツを来て走る・・・
地獄でした(; ・`д・´)

どんなに苦しくても走り続ける・・

これにより、ボクシングをやるうえで必要な精神力がついてきます。

 

まとめ

この様に、走ることでボクシングをするために必要な筋力をつけることができます。

走ることはとても大事な行為です!

走ることでボクシングのスタミナが一切つかないわけではないです。効果的にするためにはダッシュを混ぜるなど、心臓を強弱でいじめる事が必要です。

自分がやっていたロードワークは、前半5キロジョグ⇒後半5キロダッシュ&ジョグを繰り返しというやり方でした。

電柱から電柱まで息を止め無呼吸で走るという事もやっていました。

ボクシングを辞める前はマスクを付けて走っていました。

高山トレーニングの代わりですね。そういや今は便利なものがありますね。

これで酸素量を減らし高山トレーニングみたいにできる様です。

現役時代にあったらな~痛感します(笑)

走るだけでは、強くなりません。しかし、走らなければ最強になりません。

だからこそ、ボクサーは走るのです。

最強のチャンピオンを目指して・・・

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