ボクシングファンが注目するWBSS!!
そのバンタム級最強を決めるトーナメントの組み合わせが決定しました!
という訳で
本日は、WBSS(バンタム)の組み合わせと出場選手、そしてWBSSとは?なんなのかを書いていきます。
WBSSとは?
まず、騒がれている“WBSS”とは何なのでしょう?
これが意味わかんない人多いと思いますが、けっこう簡単です。
WBSSとは、『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』の略です。
ボクシングは、色々な団体があります。
その中で主要4団体と呼ばれるのが、WBA、WBC、IBF、WBOの4団体です。
それぞれの団体でチャンピオンがいて、最強を名乗るボクサーが乱立しているんですね。
じゃあ、トーナメントやって最強決めちゃおうぜ!ってことで始まったのがWBSS!!
このトーナメントで優勝すれば、4団体統一王者となることができ!
文句なしに最強を名乗ることができるのです!
今回井上が出場するのは、そのWBSSバンタム級最強決定戦トーナメントなのです!
ちなみに賞金総額は、50億円!!
この金額は凄い!日本では何回も防衛する超人気選手でもファイトマネー5000万~1億円くらいです。
この金額は破格です!
ちなみに僕は、世界ランカー時代で最高ファイトマネー50万円でした💧
井上が優勝したら、間違いなく永遠に歴史に残る記録でしょうね。
井上出場WBSS出場選手と組み合わせ
バンタム級最強を決める賞金トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の「シーズン2」で新設されたバンタム級トーナメントの組み合わせ決定イベントが20日、ロシア・モスクワの「モスクワ・シアター」で行われました。
そこで発表された組み合わせは上記の画像の結果です。
第1シードが、WBA同級スーパー王者ライアン・バーネット(26、英国)、第2シードに井上が選ばれ、第3シードが、WBO王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)、そして第4シードがIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(25、プエルトリコ)となっています。
IBF王者ロドリゲスの相手は、IBFの指名試合として3位のジェイソン・モロニー(27、豪州)との対戦と決まっていますが、残りの3選手がシードされていない3選手を選びました。
バーネットが選んだのは、元5階級制覇王者のノニト・ドネア(35、フィリピン)です。
ライアン・バーネット(26歳)
19戦19勝(9KO)
北アイルランドのプロボクサー。元IBF世界バンタム級王者。現WBA世界バンタム級スーパー王者
手数の多い、テクニシャン!精神力も強そうです。
井上の方がパワーもあるので、勝てそうな気も…
この試合で真価を発揮するか?
ノニト・ドネア(35歳)
43戦38勝(24KO)5敗
フィリピン出身のプロボクサー。IBF世界フライ級王者。元WBA世界スーパーフライ級暫定王者。元WBC・WBO世界バンタム級統一王者。元IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一王者。元WBA世界フェザー級スーパー王者。世界5階級制覇王者。
アジア人として初めて主要4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)全てで世界王者となった人物。
ちょっと老いましたが、まだまだメジャー選手、フェザーからバンタムへの階級ダウンが吉と出るか?
ライアン・バーネットvsノニト・ドネア:結果
ノニト・ドネアの勝ちです。
井上尚弥(25歳)
16戦16勝(14KO)
第36代日本ライトフライ級王者。第33代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者。元WBC世界ライトフライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者。現WBA世界バンタム級王者。世界3階級制覇王者。
ニックネームは(モンスター)!
日本の誇るカリスマボクサーです!
第2シードの井上が、指名したのは、元WBA世界同級スーパー王者のファン・カルロス・パヤノ(34歳)!
井上と対戦するファン・カルロス・パヤノは、21戦20勝(9KO)1敗の戦績を誇る元WBA世界同級スーパー王者です。
パンチはあまり無くKO率は低いが、テクニックはあります。
L字ガードを使い、攻撃にスピードがあります。しかもサウスポー!
横の動きが少なく、直線的な出入りを中心にスピードある攻撃してくるのが特徴の、異質なタイプです。
井上の勝ちを予想しますが、サウスポーのテクニシャンに苦戦するかも?
井上尚弥VSファン・カルロス・パヤノ:結果
第3シードは指名試合です。
エマヌエル・ロドリゲス(25歳)
18戦18勝(12KO)
IBF世界バンタム級王者。プエルトリコ出身のプロボクサー。
ユースオリンピック金メダル、AIBA青年世界ボクシング選手権銀メダルの実力者
カウンターがめっちゃ上手いです。優勝するかも?
ジェイソン・モロニー(27歳)
IBF3位:17戦17勝(14KO)
メンタルの強い河野公平を棄権に追いこんだ、無敗のオーストラリアの選手!
かなり上手くて強いです。
エマヌエル・ロドリゲスVSジェイソン・モロニー:結果
最後は、WBO王者ゾラニ・テテ(30歳)
30戦27勝(21KO)3敗
南アフリカ共和国のプロボクサー。
東ケープ州ムダントセーン出身。元IBF世界スーパーフライ級王者。現WBO世界バンタム級王者。
KO率70%の強打も合わせも持つリーチの長い技巧派サウスポー。
愛称はLast Born(天性最後の逸材)
1R11秒KO勝ちという世界戦最短KO記録を持っています。
ミーシャ・アロイヤン(29歳)
WBA同級5位:4戦4勝
アマチュア戦績:268勝12敗
アマチュア時代にはロシア代表としてロンドン五輪、リオ五輪に出場、リオ五輪では銀メダルを獲得するも、ドーピングが発覚し失格、メダル剥奪となっています。
2008年度ワールドカップフライ級優勝(アマチュア)
2010年度欧州選手権フライ級優勝(アマチュア)
2011年度世界選手権フライ級優勝(アマチュア)
2013年度世界選手権フライ級優勝(アマチュア)
WBCスーパーフライ級シルバー王座
凄いキャリアで、強そうではありますが、このメンツの中では一番弱いんじゃないかな?
強そうより上手そうが正解ですね。
彼よりは、レイマート・ガバリョに参戦して欲しかったです。
それか、ルイス・ネリか…
でも、ガバリョは井上にスパーでボコボコだったらしいですから、出ないで正解か💧
ゾラニ・テテVSミーシャ・アロイヤン:結果
ゾラニ・テテは次戦、11月3日イギリス,グラスゴー,ザ・エスエスイー・ハイドロでドネアと戦うことが決まっている。
まとめ:優勝予想
優勝はもちろん井上尚弥が大本命でしょう!
続いて、ゾラニ・テテ、エマヌエル・ロドリゲス、かな?
バーネットはけっこうガードが低いので、井上とやったら井上が勝ちそう!
ロドリゲスも線が細いからなあ‥
やっぱ、ゾラニ・テテが対抗か?
ドネアは、バーネットとの初戦がいい出来だったら‥来そうですね。
WBSSの放送が待ち遠しいです。
しかし、日本は地上波でやってくれるんかな?