天才キックボクサーの那須川天心(24)が15日、自身の公式SNSでボクシングへの転向を正式発表した。
帝拳ボクシングジムでプロボクサーになるための準備を進めています。昨年11月にはアメリカ・ロサンゼルスでスパーリング中心のキャンプを行いました。皆さんの期待を大きく超えるよう 準備してるので楽しみに待っていてください
近日会見をするのでそちらもお楽しみに。第2章を皆で一緒に闘おう🔥 pic.twitter.com/7ZLngCeaNP— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) January 15, 2023
近日中に正式会見が行われる。
天心は、昨年6月に東京ドームで行われた元K-1王者の武尊(31)との頂上対決に判定勝利した試合を最後にキックを“卒業”、ボクシングへの転向を明かしていた。
最近の日本ボクシングを観るとレベルが低下しているように思う。
私が現役でやっていた頃に比べ、日本ランカー、新人王の質が非常に下がっている。
もちろんいい選手もたくさんいるのですが、えーこれで日本ランカー?と思うような選手もいる。
すべてはコロナによってのボクシング人口のせいだと思っている。
そんなボクシング界に朗報だ!
キックボクシング界の神童!那須川天心がボクシングに転向が決定した。
井上尚弥というカリスマに加え、那須川天心が活躍することがあるならボクシング界の人気の復活も十分あるだろう。
那須川天心はボクシングで世界王者になれるのか?
ここで注目したいのが、那須川天心はボクシングで世界王者になれるのか?
と言うこと。
これに対しては十分なれると言えます。
天性の距離感、目の良さ、ハンドスピード、身体能力、那須川天心は世界王者になる要素を十分備えている。
練習環境も世界の帝拳ジム!
すでに米国ロスで世界屈指の名トレーナー、ロバート・ガルシア氏の経営する「ロバート・ガルシア・ボクシングアカデミー」などでトレーニングを積んだりと、普通の日本人選手ではできない環境の練習を積んでいる。
逆に言えば、この環境で世界王者になれない方がおかしいとも言えます。
しかし、世界王者になれると言っても、井上尚弥のようなパウンドフォーパウンド(PFP)の1,2位を争う選手になれるかと言ったら…。
それはちょっと厳しいかな?
と思います。
那須川天心がボクシングするなら階級は
バンタム級か、スーパーバンタム級になると思いますが…。
スーパーバンタムではパンチが通用しないと思います。
那須川天心を見て、客観的にパンチ力は並みだと感じました。
タイミングなどキレで倒すタイプだなあ~と、スーパーバンタム級王者のムロジョン・アフマダリエフなんかとやれば、後半KOされてしまいそう。
ブランドン・フィゲロアみたいなタイプにも弱そう、前にガンガンこられて接近戦されるのが苦手そうなイメージがあります。
可能性があるとすればスティーブン・フルトンみたいな技巧派かな?
バンタム級ならば世界王者になれる可能性は十分あるかと、井上尚弥がベルト返上したバンタム級、一気にタレント不足感があります。
ここなら那須川天心もパワー不足になることも無いし、テクニック的にも十分に通用するんじゃないかなぁ?
と現時点では世界王者になれるか?なれないか?
という話はできるんです。
でも、パウンドフォーパウンド(PFP)の1,2位を争う選手になれると言う話はできないんです。
結局まだまだ未知数、年齢も24歳と決してボクサーとしては若い方では無いですし、ここ4年間が勝負かな。
しかし、帝拳ジムって
なかなか世界挑戦させないんですよ。
じっくり育てると言うか‥
本当に厳しいマッチメイクをします。
弱い選手とやらせていきなり世界挑戦ということは無いジムなんです。
フロイド・メイウェザーともエキシビションで対戦したし、世界的にもある程度名を売っている那須川天心
帝拳ジムがどんなマッチメイクをするのか?
個人的にはいきなり日本王者とやっても良い気がします。
もしかして、帝拳ジムのマッチメイク次第では、世界王者になる前に一度コケることもあり得るかも?