ボクシングでスパーリングや試合などで、自分よりテクニックがある上手い選手と戦う事になることがあると思います。
打っていってもデフェンスで躱されパンチが当たらない、そしてこっちは相手のパンチを上手くデフェンスできない…。
こういう事ありますよね?
相手が自分よりキャリアがあると長い経験値の差が絶対に出てきます。
しかし、そういう相手にも勝てる方法があるのです。
超接近戦を挑もう
自分より上手い相手へ勝つ方法は超簡単です。
それは超接近戦を挑むことです。
もちろん距離を詰めるまでに被弾はするでしょう。それは覚悟しなければありません。
しかし、勇気をもって距離を詰めていきましょう。
ただし、ガードは両拳をおでこにつけ、脇を締めるように固めて近づきます。
こんなかんじです。
手は出さなくていいです。足でフェイントをかけましょう。
相手が焦れてパンチを打ってきたらガードを固めたまま接近しましょう。
もちろん打たれますし、ボディも狙われるでしょう。
しかし、止まってはダメです。
とにかく前進しましょう。
前進し続けると相手と押し合いになります。
全開で押し込みましょう。
押し相撲です。重心を落としパワーポジションでぐんぐん押し込んでいきましょう。
ガードを固めたまま相手を押し込み、相手が下がることがあれば
細かく手数を出していきましょう。
パワーパンチはいらないです。とにかく手数を出します。
相手と距離ができたり、相手とまた押し合いになったらガードを固めてやり直しです。
これを延々と繰り返すだけで、自分より上手い相手に勝つ事ができます。
どうして上手い相手に勝てるのか?
超接近戦で押し込むだけで、どうして自分より上手い技術がある相手に勝てるのか?
それは…
技術を出せなくするからです。
ボクシングって、基本ある程度の距離が必要なんです。
もちろん超接近戦がとくいで至近距離でもガンガン打てる選手もいますが、押し込まれると打てなくなります。
例えばボールを投げるとき、前に出ながら投げるのと、後ろに下がりながら投げるのでは威力が違いませんか?
それと同じで、押し込まれて下がらされると強いパンチが打てなくなります。(バックステップで自ら下がって距離を作り場合とは違う)
さらに超接近戦なら人間の反射速度で避けれるパンチは限られています。
超接近戦で押し込んでいくことで、相手の技術を封じましょう。
相手を押し込んで下がらせてバランスを崩さしたら、軽いパンチでもいいから手数を出してとにかく当てましょう。
相手が嫌がってアウトボックスしようとしたらこっちのもんです。
ガードを固めてとにかく距離を詰める、余裕があったらここでロングレンジで打ってから詰めても良いですね👍
相手がクリンチに来てもお構いなしにガンガン打ってください。
相手のメンタルも破壊しましょう。
必要なもの
上記の戦いをやるうえで必要なものがあります。
- 強靭なメンタル
- 相手より強いスタミナ
- 相手を押し込むパワー
この三つが必要です。
サンドバックを押しながらとにかく手数を出して肺活量と手数を鍛えましょう。
ロードワーク、階段ダッシュで肺活量と下半身を鍛えましょう。
これやって、気が付いたら鉄のメンタルついとるやん!って感じです。
こんなことやるの無理って人はもともと上手い相手に勝つ事が無理と思います。
あとは自分次第です。さあ…嫌味な先輩倒しましょう(笑)
通常のボクシングテクニックの練習も忘れずに!