右ストレートで敵をぶっ飛ばす!
そんなパンチを打ってみたいですよね、という事で本日は右ストレートの打ち方について書いていきます。
右ストレートの打ち方で腰を入れろは間違い
ダメなボクシングトレーナーが良く言う右ストレートの打ち方でよくあるのが…
腰を入れろ!
って教え方です。
確かに右ストレートを打つときには腰を回して打ちます。
しかし、腰を入れて打て!ってだけ言われても…分かりませんよね?
必要なのは体重を乗せること
相手をぶっ飛ばすような右ストレートを打つうえで、一番必要なのは体重を乗せることです。
どんなに筋骨隆々な人でも、座った状態でパンチを打ったら威力は無いです。
例え腰を入れて打っても、上半身の力だけで打つので‥威力はそれほどありません。
体重を乗せて打たないと威力は出ません。それには下半身の力が必要です。
右ストレートは下半身右足(後ろ)⇒左足(前)⇒上半身後ろ⇒前と言うように体重を乗せて打つのです。
野球のボール投げを意識する
僕が右ストレートを教えるときに使うのは…
野球のボール投げを意識してパンチを打つことです。
野球のボール投げを想像してください。
早いボールを投げるときは、どう投げていますか?
足幅を広く取り、後ろの右足に重心を移し、前の左足に重心を移動させると同時に、後ろの右手を前に出すと同時に左腕を引く、腰は回転し右腕が前に出る、右足の踵を浮かし、少し前のめりになる。
この重心の移動方法、体重乗せ方が右ストレートの打ち方に直結します。
野球のボール投げをする感じで、パンチをストレート軌道に変えてみてください。
一番大事なのは、自分の体重、重心がどこにあるかという事です。
意識して重心の移動を感じてみてください。
相手をぶっとばす右ストレートの打ち方
重心の移動が分かったら後は簡単です。
打つ瞬間に後ろ荷重、左を若干右に、同時に右を左後ろ側に引きます。
そこから左で踏み込み、スタンスを広く取り、後ろの重心を前に移すと同時に、腰を回転さし、左腕を引き、右ストレートを前に出します。
右足も回転さし、とどめに右踵を浮かし、重心をめっちゃ前に移します。その時に左足で体勢が崩れない様に踏ん張ります。
パンチが当たる瞬間に拳をギュッと握りこみましょう。その時にもう一歩パンチを捻じ込むイメージをしてください。
このパンチが当たれば相手は間違いなくぶっとびます!
慣れてきたらガード、うち終わりの左を意識する
右ストレートの打ち方をマスターして来たら、打つときのガードも意識していきましょう。
強いパンチを打つほど隙が生まれます…
右ストレートを打った時に左のガードが下がっていたら、カウンターブローの餌食にもなります。
そして強いパンチほど体勢が崩れます。
右ストレートを打った後に、左ジャブを打つことを心がけましょう。
それにより、重心を中心に戻すことができ、体勢を整えることができます。
左ジャブを打たなければ!…と意識するあまり、速く打ってしまったら‥中途半端な右ストレートになってしまいます。
焦らずワンテンポ置いてから打ちましょう。
右ストレートは決めパンチ
強い決めパンチを持っていれば自身にも繋がります。
相手が右ストレートを警戒しだしたら、フェイントにも活用できます。
頑張ってマスターして試合で実践してみてください。
右ストレートでぶっとばす打ち方講座でした。