WBO世界バンタム級タイトルマッチ
WBO世界バンタム級王者
ジョンリエル・カシメロ
VS
WBA世界バンタム級レギュラー王者
ギジェルモ・リゴンドー
試合結果は
カシメロの判定勝ち
公式採点
113-115 リゴンドー
116-112 カシメロ
117-111 カシメロ
2-1でカシメロの判定勝ち
2人とも40数発しかパンチ当ててません💧
8月14日(日本時間15日)に行われる井上尚弥への挑戦状決定戦!
野性味あふれる強打者WBO王者カシメロと、五輪連覇の技巧派WBA王者リゴンドー。
ギジェルモ・リゴンドーはアマ戦績243勝4敗の驚異のレコードを持ち、世界王者になるより難しいと言われるオリンピック大会で2連覇を達成、アマチュアボクシング界で「伝説」と呼ばれていたボクサー。
プロではスーパーバンタム級、バンタム級の2階級を制覇。
鉄壁のディフェンス技術を持ち、サウスポースタイルから徹底的に打たせずに打つボクシングをします。
プロでは22戦20勝(13KO)1敗1分
プロでの敗戦は、2017年に行われたワシル・ロマチェンコとの一戦のみ。負けはしたがフェザー級で戦っていたロマチェンコと階級差があって行われた試合だった。
WBC王者のノニト・ドネアも2013年に対戦しているが、リゴンドーに完封負け。
ジョンリエル・カシメロは、一言で言えば野生…。
遠距離から一気に詰めてきてパンチを振り回す猛獣、踏み込みのスピードもパンチ力もある右利きのファイターです。
世界3階級制覇王者でもありますが、ライトフライから来ているので体が少し小さいです。
しかし、ドーピングのプロと組んで筋骨隆々となり、体の小ささをパワーで補っています。
戦績は34戦30勝(21KO)4敗、2017年に判定で敗れたジョナス・スルタン戦以降はすべてKOで勝ってきています。
試合予想は、リゴンドーの判定勝ちです。
下の階級から上げたカシメロと、上の階級から下げてきたリゴンドー。
カシメロのパンチにも耐えれそうですし、リゴンドーはパンチパワーもあります。
そして鉄壁のディフェンス技術…。
井上尚弥もリゴンドーには苦戦しそうです。
ちなみに米国のオッズはおよそ2.1でカシメロ優位です。
セミファイナルのこちらの試合も注目です。
ちなきに、前座のラウシー・ウォーレンvsダミアン・バスケスは、ラウシー・ウォーレンの圧勝1R2度ダウンを奪い、2R左カウンターで一撃!TKO勝利です。
.@RauSheeWarren brought his power 💪🔥
He earns the 2nd round KO over Vazquez.#WarrenVazquez #RigondeauxCasimero pic.twitter.com/1osgu8hPfU
— SHOWTIME Boxing (@ShowtimeBoxing) August 15, 2021
ジョンリエル・カシメロ VS ギジェルモ・リゴンドー
カシメロ | リゴンドー | |
1R | 10 | 9 |
2R | 9 | 10 |
3R | 10 | 9 |
4R | 10 | 9 |
5R | 10 | 9 |
6R | 9 | 10 |
7R | 9 | 10 |
8R | 10 | 9 |
9R | 10 | 9 |
10R | 9 | 10 |
11R | 10 | 9 |
12R | 10 | 9 |
合計 | 116 | 112 |
いごっそう612の採点です。
1R
カシメロがじりじりと前に出る、リゴンドーはサークリングしながらジャブでデフェンシブな戦い方、リゴンドーダウン気味のスリップ、その後もカシメロはぐいぐいと攻めていく、カシメロのラウンド。
2R
リゴンドーが警戒して距離を取る、カシメロは構わず前に出るが、うち終わりにしっかり打たれている。じょじょにカシメロ出れなくなってきている。リゴンドーマジック発動か?
3R
リゴンドーマジック発動、足を使って打たせないボクシング、場内からはブーイングの嵐、リゴンドー打たせないが、手数も出ていないのでカシメロのラウンド。
4R
同じく、リゴンドーのリズム、場内からはブーイング、リゴンドー打たれて無い、けど打ってもいない、採点が難しいが、攻めるカシメロのラウンド
5R
同じくリゴンドーは逃げ回る、カシメロ、ボディからの攻めを積極的に攻め、あんまり当たってはいないけど、攻勢点でカシメロのラウンド。
6R
リゴンドー少し、手数増やす、カシメロが入るときにカウンターヒット、カシメロいらいらしている感じがします。カシメロは入れない。ゴング後にリゴンドーがパンチを当てて嫌な雰囲気。
7R
リゴンドー、サークリングで逃げる。カシメロは止まって挑発、しかし空転、リゴンドーかわしてパンチを当てている。軽いけどね。
8R
カシメロ流れを変えに攻めてきた、空転しているが、リゴンドーも手数が少ない、カシメロのラウンド。
9R
カシメロがとにかく前の出て攻める、リゴンドーは手数少なすぎ、かわしてはいるけど、ポイントは取れそうにない。空転しながらも前に出るカシメロ優位。
10R
カシメロが攻めるが、リゴンドーが空転させる。リゴンドー手数少ないけど、当ててはいる。難しい…。ラストにカウンターがヒット、難しいけどリゴンドーのラウンド。
11R
カシメロが強引に前に出て、クリンチされても打ちまくる。リゴンドーは手数少なすぎる、これは見方によっては大差になっているかも?カシメロのポイント。
12R
最後までリゴンドー変わらず、塩試合の帝王(笑)
カシメロが攻め続けて、リゴンドーが逃げ続けて、ゴング。
2人ともクリーンヒットというヒットは無い試合でした。
ブーイング凄い(笑)
1R目以外はハッキリとポイントを付けれるラウンドが無かったです。