
那須川天心 VS フロイド・メイウェザーが決定しました。
2018年12月31日、大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される総合格闘技RIZIN.14にて対戦するそうです。
格闘技ファン大興奮の組み合わせですが、でも結果は…明らかな気がします。
フロイド・メイウェザーはボクシング界のレジェンド
このニュースは、日本全土のボクサーたちを震撼させましたね。
ピークを過ぎて引退したとはいえ、メイウェザーはボクシング業界のスーパーレジェンドですよ。
ボクシングでの戦績は50戦50勝無敗!
しかも、対戦相手も化け物みたいに強い奴ばかり…
分かりやすく説明すると、村田諒太が負けた相手に圧勝できるゴロフキンという伝説的な選手がいます。そのゴロフキンに勝ったサウル・アルバレス、そのアルバレスに勝った選手なのです。
ちなみに、アジアの伝説的ボクサー“マニー・パッキャオ”にも勝っています。
ただ、年齢と共にデフェンシブなボクシングになり、ここ数年は判定勝ちばかりとなっています。
現在はボクシングは引退していますが、2017年には、総合格闘家のコナー・マクレガーと試合し、10RTKOで勝利。
これが、久々のKO勝利となりましたが、総合の選手がボクシングルールで戦った結果ですからね。
まだまだ最強レベルに上手いですが、ボクサーとしては、完全な下り坂にあると言えましょう。
那須川天心は勝てない
格闘技ファンは、那須川天心の勝利を信じてると思います。
その根本にあるのは、ボクサーがキックルールで戦ったら勝てるわけが無い。
という考えがあるからでしょう。
それは、僕もそうだと思います。
ボクシング、MMA、キックボクシング、全てが別の競技…
ボクシングのチャンピオンでも、総合格闘技に行ったら素人です。
逆に、昔キックの世界王者土屋ジョーがボクシングに参戦してきましたが、ボクシングでは日本ランカーにもなれなかった事もあります。
そういう事で、ボクシング界のレジェンドも、キックルールで戦ったら那須川天心に負けると思います。
しかし、那須川天心は大みそか負けるでしょう。
何故なら…
メイウェザーはキックルールで戦わない
からです。
厳密に言えば、まだルールは決まっていません。
しかし、那須川天心の有利なキックルールで戦うとは思えないのです。
メイウェザーのあだ名は「Money(金の亡者)」

まずメイウェザーのファイトマネーを知っていますか?
最近の試合のファイトマネーなど110億円以上ですよ!
PPVなど合わせて220億以上稼いだと言われています。
彼のあだ名は「Money(金の亡者)」…まさに最近の試合はお金を稼ぎたいだけになっています。
しかし、そんな大金が稼げるのも…彼が無敗だからです。
一度でも負けてしまえば、その価値は暴落するでしょう。
そのなリスクを那須川天心の戦で冒しますか?
今回のファイトマネーは10億以上と言われています。
メイウェザーにとっては破格の安さでしょう。
その気になれば‥RIZIN事買い取ることもできる大富豪が、そんな価格でリスクを冒し、真剣勝負をするとは考えにくいです。
もし、那須川天心 VS フロイド・メイウェザーを、キックルールで戦わせたいなら100億以上は必要でしょう。
ルールは、ボクシングルール、そしてせいぜい2~3Rしか戦ってくれないでしょうね。
しかも階級も合わせない、ボクシングルールで戦う那須川は‥
メイウェザーがその気になれば、KOされるでしょう。
全てメイウェザーの言いなりのルールにならなければ、試合は白紙にされる可能性もあります。
RIZINとしては、大晦日にメイウェザーを招聘するのが第一でしょうから、条件全てを飲むでしょう。
ボクシングルールで戦えば、那須川の勝ち目は無いです。
まとめ
格闘技ファン大喜びのBIGマッチですが、お祭り的な試合と思った方が良さそうです。
メイウェザーに10億払っても、ボクシングルールで村田諒太と試合などしてくれません。
ボクシングの方が、彼にとってリスク少なく試合ができるにしてもです。
そんな彼が、たった10億でキックルールで戦う?
まず無いでしょう。
借りにあったにせよ、それはプロレスの様なもの、台本あっての戦いになるでしょう。
しかし、このイベントは面白いですね。
大晦日は、RIZINを観ることになりそうです。