本日11月8日、ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)が、大晦日の格闘技イベント「RIZIN.14」で予定していたキックボクシングの那須川天心(20=TARGET)との試合を中止にすると発表しました。
試合決定発表から数日でまさかのキャンセル…
格闘技ファンはガッカリでしょう。
何故試合中止になったのか?
まず、試合決定でも書いたように‥
キックルールでメイウェザーが戦うとは思っていませんでした。
でも、ボクシングルールならやるかも?と思ってました。
でも結果はキャンセル…
理由としては
fa-check エキシビジョンと思っていた。
という事が第1の理由の様で、公式戦という事や世界中でTV放映されると思っていなかった様です。
メイウェザーのファイトマネーは公式には発表されていませんが…
100億とも200億とも言われる彼の正式なファイトマネーをRIZIN側が用意できるわけもなく。
せいぜい10億円ほどでしょう。
よくよく考えたら、10億のファイトマネーで公式の試合するわけが無いですよね。
彼にとってはたった10億になりますから…
メイウェザーの“ エキシビジョンと思っていた。”発言は真実でしょう。
RIZIN側とのルール交渉で、できるだけ天心有利にしようと頑張ったRAIZIN側の交渉で‥
おいおい冗談じゃないぞ!
となったんでしょうね。
ボクシングルールなら絶対買えるから大丈夫なのでは?
と思われるかもしれませんが…
確かに、ボクシングルールならメイウェザーの勝ちは揺るがないでしょう。
しかし、一度でも安い金額で公式戦をしてしまえば…
一試合100億を超えるファイトマネーの値段水準が、大幅に下がる可能性があります。
RIZIN側が100億円出すから、ボクシングルールで那須川天心と試合してくれ!というのなら分かりますが…
そんな金額出せるわけが無いし、海外でのTV放映権も五分五分…
そんなバーゲンセールで、メイウェザーが引き受けるわけがありません…💦
何が何でもハイリスク・ローリターン過ぎでしょう。
試合中止はなるべくしてなった結果でしょうね。
那須川天心は得をした。
この結果で…メイウェザーは海外から、けっこう叩かれてますね(笑)
しかし、那須川天心だけは得をしました。
何故なら…
メイウェザーと戦うと世界に発表したお陰で、海外メディアから取り上げられたのです。
中には特集を組んだメディアもあったそうです。
これはRIZIN側の作戦だったのか?
だとしたら、メイウェザーは担がれたものです。
結局、少額で数億円規模の宣伝ができたんですからね~。
海外にも、那須川天心の名前は売れた事でしょう。
今回試合が流れたには残念ですが…