日本時間の2019年1月20日に、マニー・パッキャオVSエイドリアン・ブローナーのWBA世界ウェルター級タイトルマッチが行われます。
6階級制覇の40歳"パックマン"マニー・パッキャオが、4階級制覇の"ザ・プロブレム(問題を起こす男)"エイドリアン・ブローナーと激突します!
本名:エマヌエル・ダピドゥラン・パッキャオ 生年月日:1978年12月17日(40歳) 身長:166センチ リーチ:170センチ 国籍:フィリピン スタイル:サウスポー 戦績:69戦60勝(39KO)7敗2分 | 本名:エイドリアン・ジェロム・ブローナー 生年月日:1989年7月28日(29歳) 身長:168センチ リーチ:175センチ 国籍:アメリカ スタイル:オーソドックス 戦績:38戦33勝(24KO)3敗1分1無効試合 |
ご存じアジアの英雄パッキャは、昨年7月にルーカス・マティセ(アルゼンチン)に7回TKO勝ちを収め復帰しました。
その出来栄えは素晴らしく、とても40歳とは思えないシャープな動きでマティセに対して圧勝でした。
ウエルター級ではハードヒッターとまでは行かないかも知れませんが、高速連打を主体に十分相手を倒す力を持っています。
衰え知らずのスタミナに高速連打、まだまだ伝説を作りそうです。
フィリピンで政治活動(10年~フィリピンの下院議員、16年~上院議員)をしながらリングに上がり続ける超人です。
対するエイドリアン・ブローナーですがかつては「メイウェザーの後継者」と言われたほどの実力者です。
強盗事件にかかわって身柄を拘束されたり、飲酒運転で収監されたり、過去の交通トラブルが原因で逮捕されるなど…
「ザ・プロブレム(問題を起こす男)」のニックネーム通りの選手でもあります💧
L字ガードや、ガードをがっちり上げたり、その体勢からスピードあるカウンターから、多彩なパンチを打ち込むスタイル。
全盛期はマジで強いと思いましたね。
しかし、最近は試合すらあまりしてないです。去年唯一のジェシー・バルガス戦は、相手が強かったのもありちょっと消化不良。
パッキャオの高速パンチにカウンターを合わせれるのか?
サウスポーのパッキャオが上体を振りつつプレッシャーをかけ、ブローナーがそれをカウンターで迎え撃つパターンとなるでしょう。
キーポイントはブローナーのカウンターです。カウンターを当て、パッキャオに接近されたらもみ合いに持ち込み打たせない。
それができるかです。
パッキャオには、仮想メイウェザーとしてうってつけの相手です。
ブローナーのカウンターをかいくぐり、連打を当てることができればKOで勝利もあるでしょう。
僕の予想は、けっこうドロドロの判定決着。
当サイトでは、試合当日リアルタイムで更新し、試合結果を速報でお伝えしていきます。
マニー・パッキャオVSエイドリアン・ブローナー
パッキャオ | ブローナー | |
1R | 10 | 9 |
2R | 10 | 9 |
3R | 10 | 9 |
4R | 9 | 10 |
5R | 10 | 9 |
6R | 10 | 9 |
7R | 10 | 9 |
8R | 10 | 9 |
9R | 10 | 9 |
10R | 9 | 10 |
11R | 9 | 10 |
12R | 10 | 9 |
合計 | 117 | 111 |
いごっそう612の採点です。
入場
フィリピン国歌とアメリカ国歌が流れた後に入場開始です。
まずはエイドリアン・ブローナーの入場です。あの蓄えていた髭を剃って綺麗になっています。
ド派手な入場~金かかってるなあ。
やはり度胸があるんでしょう、ノリに乗田感じで落ち着いている感じがします。
続いてマニー・パッキャオの入場です。
落ち着いてますね~。調子もよさそうです!
1R
パッキャオ前に出ます。ブローナーはクリンチで逃れる。ブローナーはカウンター狙いか?クリーンヒットは無い物の、攻勢でパッキャオのポイント。
2R
パッキャオがより前に出ます。ブローナーはL字ガードで対応、相変わらずカウンター狙い。二人ともスピードがあって調子良いですね。パッキャオが連打で攻めるシーンが印象的。
3R
パッキャオの圧力が強い、ブローナーはカウンターを狙うが空転が多い、パッキャオが攻めるシーンが多い。
4R
ブローナーが迎撃のスピードを上げる、パッキャオが入れなくなっている。ブローナースピードあるなあ~。
5R
ブローナーが完全にカウンター狙い、でもパッキャオも読んでいる。パッキャオが深く入れないので、お互いパンチが当たりにくい。攻勢点でパッキャオ。
6R
パッキャオが攻め、ブローナーがカウンター。パッキャオのパンチもブローナーのパンチも少しづつ当たってきている。微妙なラウンド。
7R
パッキャオが連打で詰め、ブローナーが効いたシーンを作る。ブローナー必死のクリンチでラウンド終了。
8R
先のラウンドの連打で疲れたのか、パッキャオ手数が少ない。盛り上がりの少ないラウンド、どちらとも言えないなあ。
9R
ブローナーの左フックと同時で、パッキャオの左がヒット、ブローナー吹っ飛ぶ、攻めるパッキャオだが、ゴング終了。
10R
ブローナーが足を使ってアウトボックス、浅いがけっこうカウンターでパンチがヒットする。ブローナーが攻めて行くシーンは無いんかな?
11R
足を使うブローナー、序盤からこの戦い方をすれば良かったのでは?パッキャオ空転、単発だがブローナーのパンチが入る。
12R
足を使うブローナーをパッキャオはとらえきれない、しかしブローナーもパンチを当てれない。最後は逃げるブローナーをパッキャオが追うところで終了。
パッキャオVSブローナー試合結果・公式採点
結果は‥
パッキャオの判定勝ちです。
117-111
116-112
116-112
3-0でパッキャオの判定勝ち。
ブローナーが最後まで攻め無い為に、盛り上がりに欠ける試合となりました。
ブローナーは、試合後のコメントで「俺が勝った」と言ってブーイング(笑)
終了後に、アナウンサーがパッキャオに対し、メイウェザーとの対戦の事を、本人を前に話して盛り上がりました!