
WBA/WBC/IBF/WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
井上尚弥
vs
ムロジョン・アフマダリエフ
試合結果は‥
井上尚弥の判定勝ち
117-111
118-110
118-110
日本のボクシングファンのみならず、世界中が注目する井上尚弥とムロジョン・アフマダリエフの一戦。
この試合は、井上にとってスーパーバンタム級でのさらなる高みを目指す上で、非常に重要な一戦となります。
井上尚弥の戦績は30戦全勝(27KO)、アフマダリエフの戦績は15戦14勝(11KO)1敗
この試合の最大の注目ポイントは、井上尚弥自身が「キャリア最大の難敵」と評したアフマダリエフの存在です。
井上尚弥:言わずと知れた4階級制覇、2階級4団体統一王者。「モンスター」の異名を持つ圧倒的なパワーとスピードに加え、比類なきボクシングIQで相手を攻略する天才です。
ムロジョン・アフマダリエフ:リオ五輪銅メダリストにして、元WBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者。15戦14勝(11KO)1敗という高いKO率を誇り、井上と同じくKOを量産してきた強打の持ち主です。
アフマダリエフは、井上とは異なる「サウスポー」スタイルが特徴。左構えから繰り出される強打と、アマチュア時代から培ってきた高い技術力を持ち合わせています。2023年にマーロン・タパレスに敗れ王座を失いましたが、その後は3連続KO勝利を収めるなど、完全復活を遂げています。
試合展開の展望
両者が持つ高い技術とパワーを考えると、様々なシナリオが考えられます。
井上尚弥のKO勝利:井上がアフマダリエフの強打を警戒しつつ、序盤からボディーブローなどで着実にダメージを与え、中盤以降に一気に畳み掛ける展開が予想されます。井上がサウスポーをどう攻略するのか、その戦略に注目です。
ムロジョン・アフマダリエフの番狂わせ:アフマダリエフが、井上のパンチを被弾せずに自身の得意な左の強打を当て続け、試合の主導権を握る展開。井上が過去にダウンを喫した経験があることを考えると、一瞬の隙も許されない試合となるでしょう。
判定までもつれ込む激闘:両者の高いディフェンス技術とタフネスが拮抗し、フルラウンドの激しい打ち合いとなる可能性も十分にあります。この場合、スタミナや後半の駆け引きが勝敗を分けます。
注目すべきポイント
井上尚弥のサウスポー対策:これまでもサウスポーの強敵と対戦してきた井上ですが、アフマダリエフはこれまでの対戦相手の中でも屈指の強打と技術を持つサウスポーです。この「最強の刺客」をどう攻略するのか、その戦術に注目です。
アフマダリエフの適応能力:階級最強の井上に対し、アフマダリエフがどこまで自身のスタイルを貫けるか。井上のプレッシャーとパワーに対し、冷静に対応できるかが勝敗の鍵を握ります。
この試合は、井上尚弥の真価が問われる一戦であり、スーパーバンタム級の頂点を決める歴史的な試合になるでしょう。
井上尚弥vsアフマダリエフ
| 井上尚弥 | アフマダリエフ | |
| 1R | 10 | 9 |
| 2R | 10 | 9 |
| 3R | 10 | 9 |
| 4R | 10 | 9 |
| 5R | 10 | 9 |
| 6R | 10 | 9 |
| 7R | 10 | 9 |
| 8R | 10 | 9 |
| 9R | 10 | 9 |
| 10R | 10 | 9 |
| 11R | 10 | 9 |
| 12R | 9 | 10 |
| 合計 | 119 | 109 |
いごっそう612の採点です。
1R
両者見合ってフェイントの掛け合い、緊張感が凄い、井上尚弥のボディストレートが印象的。
2R
井上尚弥のスピードにアフマダリエフがついていけない、ジャブがヒット、ボディストレートもヒット。
3R
井上尚弥のパンチの打ち終わりに、アフマダリエフが左アッパー狙う、しかしスピードの差がある。井上尚弥のジャブはヒットしている。
4R
アフマダリエフが井上の打ち終わりに前に出てくる。井上のパンチもクリーンヒット、アフマダリエフのパンチの左ストレートがクリーンヒット。井上の方が優勢、アフマダリエフにタフさが感じられる。
5R
アフマダリエフがプレスを強める。パワーは井上より上か?井上尚弥の左フックがクリーンヒット。しかし、井上尚弥も怖い瞬間がある。
6R
ハイレベルの攻防、ロープ際から井上がボディブロー連打。アフマダリエフの動きが止まった。効いた感じ
7R
井上のパンチを警戒してかアフマダリエフが出れない。ガードの隙間からコツコツ井上のパンチがヒットする。
8R
アフマダリエフが手が出なくなってきている。井上も判定勝ち狙いか?無理はしない。井上のラウンド。
9R
井上尚弥がペースアップ、アフマダリエフが下がりだした。アフマダリエフはガードを固めて無理に出てこないので、倒すのは難しそう。
10R
井上のスピードが落ちない。アフマダリエフ前に出たいがどうしても、スピードに差があり、何もできない。
11R
アフマダリエフガードを固めて何もできない状態。井上尚弥のワンサイド。
12R
井上尚弥最後まで足が止まらない。アウトボックスで完全に完封している。ラスト10秒で右フック被弾でパンチ効いてしまったが、圧勝。




















