那須川天心はボクシングで世界王者になれるのか?
シャドーボクシングをする那須川天心

キックボクシング界の“神童”那須川天心が9日、東京・後楽園ホールで日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストに合格しました。

これからボクサーとしてボクシングの世界王者を目指すことになります。

 

プロテストの相手を務めたのは
日本バンタム級1位の

南出仁

南出仁
南出仁

 

9戦7勝(5KO)2敗のサウスポー、日本バンタム級1位、OPBFバンタム級11位の27歳です。

アマチュア戦績:65戦43勝(15KO/RSC)22敗。高校選抜、国体成年の部、全日本選手権で準優勝しています。

 

那須川天心はこの南出を相手にスパーを行いスピードで翻弄したそうです。

南出は

「プロの洗礼を浴びせようと思ったけど、強いっすね。速いっす。とにかく速い。速いと想像していたけど、想像以上だった。ジャブも、足さばきも速いし、カウンターの鋭さもある。全てが速い。自分もスピードは自信を持っているけど、速かった。キックボクシングから来る選手はスタンス、重心の乗せ方に癖があるんですけど、それを直すのが大変。(那須川が)短時間で対応しているのはセンス抜群。センスの塊だと感じました。協会長の立場としては、スーパースターが来てくれたことが嬉しい。明るい話題。何より華がありますよね。それは持ちたくても持てないもの。これであとは強ければ必ず人気が出るでしょう。ボクシング界を背負っていく逸材だと思います。将来的に世界王者を狙っていると思いますし、その可能性は十分。上にいってどういう試合をするか楽しみです。」

と語っています。

現時点では日本トップレベル

スパーの映像もチラッと見ましたが、現時点でも日本ランカー、日本王者とは十分に戦えるレベルにあると思います。

速いし上手い!

ただ、絶対に勝てるか?と言えば…

まだまだ微妙です。

 

南出仁も本気出してないと思うんですよ。

ジャブ中心に様子見のボクシングは本気だとは思うんですど、勝ちに行くってボクシングしてるわけではない。

ただ、那須川天心も同じ感じなイメージでこちれもMAXは出してない感じ。

 

那須川天心ってロングレンジで、ジャブの差し合いとかは得意と思うんです。

パンチの身体もスピードめっちゃあるし

多分苦手なのは身体で押し込まれる超接近戦じゃないかな?

僕が試合するとしたら、ガード固めて相手がパンチ出してきた瞬間に入り込み、身体で押し込んで下がらしながら打ち込んでいきますね。

クリンチしてくるでしょうが、お構いなく泥臭く攻めていきます。

那須川天心は井上尚弥のようなハードパンチャーではなく、キレとタイミングのソリッドパンチャーだと思うので、そういう展開に持ち込んだら、パンチの怖さも無いですね。

 

というように、ある程度勝ち筋考えられる時点で、まだまだ何だろうな~っと

とにかく初戦を見たいですね。

希望はスパーリングでやった南出仁選手。

日本トップクラスですが、まだまだ世界に行けるレベルではない選手。

このレベルにどう勝つのか?

井上尚弥みたいになるのは厳しい

正直、いつかは世界王者にはなれると思います。

ただ…

井上尚弥みたいになるのは厳しいと思います。

スピードはあるとは思うんですけど、パンチ力とかもろもろとってもだいぶ差がある。

ただ、帝拳ジムの本田会長が

「考えられないくらいの学習能力があります。60年以上(プロモーターを)やっていますが、あんな選手は見たことがないです。スパーだけで1試合分くらい学習する。スパーでもまともにパンチをもらったところを見たことがない。期待している早さより3倍どころじゃなく、10倍くらい早く学習する。凄い宝物を預かったと思います。若い人にも人気。ボクシング界が期待する存在だと思います。」

と言ってるので2,3年後はバケモンみたいになってるかもしれません。

いごっそう612

帝拳ジムの練習環境は凄いですからね。

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