前IBFバンタム級王者、WBCバンタム級4位
エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
VS
前WBAバンタム級暫定王者、WBAバンタム級1位
レイマート・ガバリョ(フィリピン)
試合結果は
レイマート・ガバリョの判定勝ち
ボクシングのWBC世界バンタム級暫定王座決定戦が、2020年12月19日(日本時間20日)、米コネチカット州で行われ、前IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が、WBA同級1位レイマート・ガバリョ(フィリピン)に1-2で判定負けを喫した。
終始前に出て攻めたガバリョに対し、的確なカウンターで迎え撃ったロドリゲスの勝利と思われていただけに、疑惑の判定と言われ物議を醸し出しています。
米メディア「ボクシングシーン.com」では、「地元の視聴者とショータイムの中継チームにとって、ロドリゲスは余裕で勝利したものと思われていたが、あまりに疑問の残る12回判定負けとなった」と指摘している。
エマヌエル・ロドリゲス VS レイマート・ガバリョ
ロドリゲス | ガバリョ | |
1R | 10 | 9 |
2R | 9 | 10 |
3R | 9 | 10 |
4R | 10 | 9 |
5R | 10 | 9 |
6R | 9 | 10 |
7R | 9 | 10 |
8R | 9 | 10 |
9R | 10 | 9 |
10R | 10 | 9 |
11R | 10 | 9 |
12R | 10 | 9 |
計 | 115 | 113 |
いごっそう612の採点です。
1R
ガバリョが積極的に前に出て攻める。ロドリゲスはカウンター狙いか?ロドリゲスのジャブがカウンターで決まり、ガバリョがふらつく。
2R
ガバリョが攻めるロドリゲスはデフェンシブに戦いながら迎え撃つ、カウンター狙い?ガバリョのラウンド
3R
ガバリョが攻勢をかけるが、ロドリゲスのデフェンスが上手く当たらない、しかし見栄えでガバリョのラウンド。
4R
ロドリゲスのライトクロスが炸裂!しかしロドリゲスはガバリョのパンチを警戒しているのか?攻めない。
5R
ロドリゲスのカウンターを警戒して、ガバリョは攻めれない、ロドリゲスが手数少ないも要所で攻める。
6R
ガバリョがボディを狙って攻める、クリーンヒットは少ないが印象が良い。ロドリゲスも迎え撃っているが消極的な感じで見栄えが悪い。
7R
ガバリョが攻め、ロドリゲスが迎え撃つ展開、ロドリゲスは消極的な感じで見栄えが悪い。
8R
ガバリョのパンチが何度かヒット、ロドリゲスのパンチも当たるがガバリョは下がらない。
9R
ガバリョがブンブン攻めるが、ロドリゲスのクリーンヒット多い。
10R
開始早々、ロドリゲスの左のカウンターでガバリョの足元が揺れる。チャンスだがまたしてもロドリゲスは攻めない。
11R
ロドリゲスのカウンターが冴える、ガバリョはダメージが感じられる。
12R
最終ラウンド、ガバリョが積極的に前に出て攻めるが、ロドリゲスには当たらない、手数は少ないがロドリゲスはクリーンヒットしている。
公式スコアカード
110-118
115-113
レイマート・ガバリョの
判定勝ち
クリンチが無く、クリーンファイトの良い試合でした。