エロール・スペンス・ジュニア VS ショーン・ポーター
IBF王者エロール・スペンス・ジュニアと、WBC王者ショーン・ポーターのIBF・WBC世界ウェルター級統一戦です。(2019年9月29日アメリカ・カルフォルニア州ステイプルズ・センターで開催)。
エロール・スペンス VS ショーン・ポーター
スペンス | ポーター | |
1R | 9 | 10 |
2R | 10 | 9 |
3R | 10 | 9 |
4R | 9 | 10 |
5R | 10 | 9 |
6R | 10 | 9 |
7R | 9 | 10 |
8R | 10 | 9 |
9R | 10 | 9 |
10R | 9 | 10 |
11R | 10 | 8 |
12R | 10 | 9 |
計 | 116 | 111 |
いごっそう612の採点です。
1R
足を前後に動かし、行くぞ行くぞとプレッシャーをかけるポーターに対し、スペンスはスタンスを広くどっしりと構え待ち構える体制、フットワークを使いながら、一気に踏み込んでくるポーターにスペンスはやりにくそう、後半はスペンスが前に出る、両者クリーン人なしだが、前半のポーターの攻めをとってポーターのラウンド。
2R
序盤からスペンスが前に出る、ポーターは踏み込んで一気に連打を打ってくるが、見た目は派手だが空転多し、逆にスペンスは見た目地味だが、クリーンヒット多し、バランスを崩したり、ラスト攻め込まれたりで、スペンスの印象は悪く採点は割れそうだが、クリーンヒットの多い、スペンスのラウンド。
3R
スペンスはじりじりとプレッシャーをかける、ポーターは一気呵成に攻めてくる、空振りしてもお構いなしにガンガン来る、見た目の印象は良いが、スペンスは外してるしパンチは浅いが当たっている。スペンスのラウンド。
4R
ポーター一気呵成!スペンスはガードを固めるもポーターはお構いなしに打ち込む、ブロックの合間から被弾もあり、スペンスも打ち返しポーター被弾するが、手数の多さ、前半の攻めでポーターのラウンド。
5R
このラウンドはスペンスが上手い、ポーターの突進を上手く捌き、カウンターもヒット、しかしポーターはガンガン攻めてくる。スペンスのラウンド。
6R
スペンスが何とか自分距離で戦おうと四苦八苦している。しかしポーターの巻き込まれ接近戦に、頭も当たりスペンスやりにくそうだが、有効打はスペンス。
7R
ポーターが圧力をかける手数が凄い、スペンスも接近戦で応戦、ポーターの手数が印象的。
8R
ポーター攻めるが、スペンスが防ぎ、合間にカウンターをヒットさせている。ポータースタミナ凄いな‥。
9R
スペンスが左の強打を狙っている、ポーターの出鼻に左ストレート強打で捻じ込む、ポータも攻めるがスペンスも負けじと手数でも応戦。乱打戦に!
10R
ポータの手数が復活!スペンスが乱打戦に巻き込まれる。ポーターの手数が印象的。
11R
ポーターの驚異のスタミナで連打で攻める、ポーターに流れが来たか?しかし、スペンスのカウンターの左フックでポーターがダウン!これは痛い!その後も果敢に攻めるがダウンがあるので10-8でスペンスのラウンド。
12R
スペンスが倒しに来た、ポーターも応戦、打ち合いに、スペンスの手数も衰えず、ポーターに疲労の色が見える。スペンスのラウンド。
公式採点結果
116-111
112-115
11Rのダウンが無ければ、試合はどうなっていたか分からなかった‥。そんな思いを抱いた試合でした。