ボクシングのWBA世界ウエルター級王座統一戦12回戦、6階級制覇の正規王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)と、スーパー王者キース・サーマン(30=米国)の戦いが行われました。
キース・サーマンVSマニー・パッキャオ
サーマン | パッキャオ | |
1R | 8 | 10 |
2R | 9 | 10 |
3R | 10 | 9 |
4R | 9 | 10 |
5R | 9 | 10 |
6R | 10 | 9 |
7R | 10 | 9 |
8R | 10 | 9 |
9R | 10 | 9 |
10R | 9 | 10 |
11R | 10 | 9 |
12R | 9 | 10 |
計 | 113 | 114 |
いごっそう612の採点です。
1R
パッキャオ、サーマンとの距離にやりにくそう。ちょっと硬さも見える。サーマンが良い距離間で攻める。時折パッキャオが連打するも空転、サーマンのラウンドか?と思われたところで、パッキャオの連打の中の右フックが当たりダウン。ダメージは無い様子だが、パッキャオのラウンド。
2R
パッキャオ硬さが取れたか、軽快な動きで攻める。しかしサーマンもパンチを返し深追いできず…、両者パンチが当たらないが、パッキャオの方が印象が良い。パッキャオ余裕のアリシャッフル。
3R
サーマンがプレッシャーをかけて前に出てくる。パッキャオ軽快に動きカウンターで右ストレートもヒット。しかし後半サーマンのプレスが強くなるパッキャオやりにくそう。パッキャオのもパンチを返すが下がりながらで印象は悪い。サーマンのラウンド。
4R
サーマンがまたもプレスをかける。両者パンチが交錯両者ボディ狙いか?パッキャオがサイドステップ連打でパンチをまとめる。とにかく手数が多い。パッキャオのラウンド。
5R
サーマンの動きが良くなってきた、しかしパッキャオのパンチが当たり鼻血を出す。戦いは互角の様相だが、終盤パッキャオが連打をまとめる。パッキャオラウンド。
6R
サーマンがパッキャオのうち終わりに連打をまとめる。戦法を変えたか?パッキャオのリードも良いが、サーマンの印象が良い。
7R
サーマンが開始早々連打で攻める。サークリングで時折攻め、またサークリング、カウンターも決め。俄然リズムが出てきた。サーマンのラウンド。
8R
サーマン前ラウンドと同じ戦法、しかしパッキャオもプレスを上げ、パンチを返す。微妙なラウンドだが、サーマン。
9R
サーマンは戦法変わらず、このラウンドはパッキャオの前進が弱い、両者パンチ当たって無いが、サーマンがパンチをまとめるなど印象が良い。
10R
パッキャオのボディアッパーがさく裂、サーマン悶絶も倒れない、追撃するパッキャオもスタミナ切れ。パッキャオのラウンド。
11R
サーマンダメージ明らかだが、パッキャオも攻めれない。サーマンの右がクリーンヒット。パッキャオダメージ明らか。サーマンのラウンド。
12R
両者疲労の色が見える、パッキャオ最後の死力を尽くして攻める。サーマンも返すが、序盤の攻勢を取ってパッキャオのラウンド。最終ラウンドで勝ちが決まりそう。
公式採点結果
2-1でパッキャオの判定勝ちです。
114ー113でサーマンが1人、残り2人が115ー112でパッキャオ、サーマンは1Rのダウンが尾を引いた。
王座を統一したパッキャオは71戦62勝(39KO)7敗2分け。暫定および正規王者時代を通じて9度目の防衛に失敗したサーマンはプロ初黒星で31戦29勝(22KO)1敗1無効試合となった。