カウンターブローって得意ですか?
実は僕‥けっこう得意なんです。
このパンチが打てるとけっこう違います。
試合を圧倒的に優勢にできるし、KOも増えます。
ということで本日は、そのカウンターブローの中でも、相手の肘を破壊する一石二鳥のカウンターブローの打ち方を伝授します。
※本日のカウンターブローは、右対右、オーソドックスとオーソドックスという設定です。サススポーとオーソドックスではまた違うので、理解して読んで下さい。
左ジャブに右ストレートを合わすカウンター
敵が一番打ってくるパンチって何だと思います?
それは…
左ジャブだと思うんですよ。
背が高くリーチが長い選手にガンガン打たれて突き放されたやりにくいですよね。
でもね‥
その左ジャブにカウンター合して封じ込めたら良いんですよ!
相手が一番打ってくる左ジャブ、一番打ってくるって事は…タイミングが読みやすいって事です。
そのジャブが来る瞬間、相打ちでも良いから
右ストレートをガツンと放り込みましょう!
もしカウンター失敗で自分が食らっても、ジャブです。
瀕死のダメージは追いません。
ビビらず、めっちゃ思いっきり右ストレートを打ち込みましょう。
ビビッたらダメですよ。ビビったら失敗します。
たとえ外れてもメリットが大きくあるパンチです。
- 相手がカウンターを警戒してパンチを出しづらくなる
- フェイントとして使える
- 相手の肘を壊せる可能性がある
まず、相手がカウンターを警戒してパンチを出しづらくなる
左にカウンターを合わせることで、相手に狙われている?という心理を植え付けれます。
それにより相手は警戒し左を出しづらくなります。
逆にこっちは、それをフェイントに左フックを打ったりと、相手に予測されない攻撃をする事が出来ます。
そして、相手の肘を壊せる可能性がある
左のパンチと右のパンチってどっちが強いと思います?
オーソドックスの場合、ストレート系では圧倒的に右が強いです。
左に右を合わすことで腕が交差したり、拳同士が接触したりします。
そしてその瞬間に相手の左肘を壊すことが可能なのです。
前に出てくる力をそれ以上の力で瞬間的に押し返すと、どこかに負荷がかかります。
そして左ジャブの場合、一番肘に負荷がかかります。
厳密に言えば、肘の靭帯です。
左ジャブに、相手の右ストレートが押し込んでくる事によって左ジャブが負け、肘の靭帯が破壊されます。
これがけっこう痛い‥って言うか重症です。
実は…僕の引退の原因の1つにこの怪我があります。
左ジャブは日本トップと雑誌でも書かれたことがある僕ですが、この怪我が原因で左ジャブを撃てなくなりました。
完治には2年の月日を要し、その間試合もでましたが怪我が原因で満足いく結果を残せませんでした。
相手の肘を破壊もでき、さらに低リスクでカウンターも決めれる。
左ジャブ殺しの相手の肘を壊す“カウンター”…
これほど恐ろしいパンチは無いですよ。
カウンターのコツ
最後のこのパンチのコツを書いておきます。
半身に構え、後ろ荷重にし、右ストレートを撃ちやすい構えにしましょう。
左をフェイント見せたり実際に打ったりで、相手の左を誘いましょう。
そして、相手の左がピクッと動いた瞬間…
体重を乗せた、右ストレートをぶち込みます。
狙いは顔面です。
これが決まれば、試合をコントロールする事が可能です。
簡単なフェイントでも相手が警戒します。そしたらやりたい放題!
ボクサーの皆さん、ぜひ試してみてください。